专利摘要:
眼鏡フレームの形状データを修正する方法であって、この方法は、・眼鏡フレームの形状測定器具を用いて眼鏡フレームの縁部の形状を測定することによって眼鏡フレームデータを生成する工程と、・縁部の眼鏡フレームデータを用いて、眼鏡フレームの縁部の測定形状における慣性主軸を決定する工程と、・眼鏡フレームの縁部の測定形状における慣性主軸で表現された新たな眼鏡フレーム縁部フレームデータを算出する工程と、を備える。
公开号:JP2011508276A
申请号:JP2010540136
申请日:2008-12-23
公开日:2011-03-10
发明作者:ダヴィド・フレソン;フレデリク・デュボワ
申请人:エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク);
IPC主号:G02C13-00
专利说明:

[0001] 本発明は、眼鏡フレームの形状データを修正する方法に関する。]
背景技術

[0002] 通常、眼鏡をかける必要がありかつこのために眼科医により記入された処方箋を有する人は、後の眼鏡のフレームを選択するために眼鏡技師の施設に行く。後の眼鏡の着用者は、いくつかの眼鏡フレームを試着し、試着したフレームの1つを最終的に選択する。眼鏡技師は、処方にしたがって一対のレンズを調整する。眼鏡技師に送られるレンズは、光学基準にしたがって設計されかつ製造されている。]
[0003] レンズ製造者によって提供されるサービスに応じて、眼鏡技師は、レンズを切断し、人が選択した眼鏡フレームに嵌め込む必要がある、または「遠隔縁取り」サービスの場合、眼鏡技師は、すでに切断されたレンズを受け取り、レンズをフレームに嵌め込むのみである。]
[0004] 選択された眼鏡フレームの開口部の内周(例えば眼科用レンズが取り付けられることを目的としたフレームの開口部など)は、例えば機械的センサなどの測定デバイスによって非常に正確に測定される。より具体的には、フレームの開口部は、内側溝部を有しており、溝部の特徴(開口部に対する傾斜角、溝部の深さなど)は、測定室において機械的センサによって測定される。特許文献1は、このような測定デバイス及び方法を説明している。]
[0005] 機械的センサによって選択された眼鏡フレームに実行される測定により、一方で選択された眼鏡フレームに嵌め込まれる眼科用レンズに、他方で着用者の処方に、従うことが可能となる。]
[0006] 測定室において機械的センサによって実行された測定にしたがって、眼鏡技師または眼科用レンズの供給者は、
− 例えば着用者の処方など光学基準に従って着用者にとって最良な半完成レンズを決定すること、
−レンズを縁取りかつ面取りし、選択された眼鏡フレームに実行される測定に合わせること、
が可能となる。]
[0007] 本発明の意味において、眼鏡フレームの形状にしたがってレンズを切断する工程は、「縁取り」と称され、面取部(bevel)をレンズの縁取られた外部に形成する工程は、「面取り(beveling)」と称される。]
[0008] レンズ供給者は、供給されたレンズが着用者の処方及び選択された眼鏡フレームに適合していることを確実にする。]
[0009] 例えば、レンズ供給者は、後のレンズが特定の開口部及び溝部を有する選択されたフレームに効果的に嵌め込まれることを確実にしなければならない。]
[0010] このため、選択されたフレームの内周開口部について実行された測定と半完成レンズの選択とがレンズ供給者にとって重要性が深まっていることが理解される。]
[0011] 通常、レンズ供給者は、測定デバイスを眼鏡技師に提供する。レンズ供給者の測定デバイスは、供給者によって公知の方法で調整されている。通常、眼鏡技師がレンズ供給者によって供給された測定デバイス以外の測定デバイスを用いてフレームを測定したい場合、レンズ供給者は、形状データを用いることができない。]
[0012] 図6に示すように、異なるブランド及び/またはモデルの測定デバイスにおいて同一フレームをデジタル処理しても、同一結果をもたらさない。] 図6
先行技術

[0013] 米国特許第5333412号明細書
米国特許第5121548号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0014] 結果として、異なるレンズ供給者にレンズを発注したい眼鏡技師は、眼鏡技師が発注したいレンズ供給者と同数の測定デバイスを備えていなければならない。]
[0015] 本発明は、状況を改善することを目的とする。]
課題を解決するための手段

[0016] この目的を達成するために、本発明は、眼鏡フレームの形状データを修正するための方法を提供し、この方法は、
・ 眼鏡フレーム形状測定器具を用いて眼鏡フレームの縁部の形状を測定することによって、眼鏡フレームデータを生成する工程と、
・ 眼鏡フレームデータを用いて、眼鏡フレームの測定形状の慣性主軸を決定する工程と、
・ 眼鏡フレームの測定形状における慣性主軸で表現された新たな眼鏡フレームデータを算出する工程と、
を備える。]
[0017] 有利には、任意の測定デバイスを用いてこのような方法を眼鏡レンズの測定形状に適用することは、同一の結果をもたらす。実際には、眼鏡フレーム形状を慣性主軸で表現することにより、測定デバイスに無関係の眼鏡フレーム形状を有することが可能となる。]
[0018] さらなる形態において、
・慣性主軸を算出する工程の後、方法が、角度ΘのZ軸回りで慣性主軸のX軸及びY軸を回転させる工程であって、Zが眼鏡フレームの測定形状の平均面に垂直な軸であり、かつ、



であり、ここで、Xxが測定器具の軸のx軸における慣性主軸Xの投影であり、Xyが測定器具の軸のy軸における慣性主軸Xの投影である、工程をさらに備えること、
・眼鏡フレームデータを生成する工程と慣性主軸を算出する工程との間に、方法が、発注端末を用いて、眼鏡フレームデータを眼鏡レンズ製造者側に送信する工程をさらに備えること、
・ 眼鏡レンズデータを生成する工程と慣性主軸を算出する工程との間に、発注端末を用いて、眼鏡フレーム形状測定器具の識別データを眼鏡レンズ製造者側に送信する工程をさらに備えること、
・ 眼鏡フレームデータが、3次元データ、または、レンズフレームの3次元形状を所定平面に投影することによって得られた2次元座標及び3次元フレーム形状に近似する曲面を規定するパラメータ値、を備えること、
・ 上記測定形状をその慣性主軸で表現する工程が、上記測定形状を補正した慣性軸で表現する工程に置換されること、
・ 方法が、上記眼鏡フレーム形状測定器具にしたがって補正関数を算出する工程をさらに備えること、
・ 補正関数が、例えば上記器具の測定要素の形状及び/または寸法など上記器具の測定要素の幾何形状にしたがって算出されること、
・ 補正関数を算出する工程の後、方法が、上記補正関数を用いて、上記測定形状を補正する工程をさらに備えること、
が、単独または組み合わせて考慮される。]
[0019] 他の態様において、本発明は、眼科用レンズを製造する方法に関し、この方法は、
・ 眼科用レンズを受け取る工程と、
・ 本発明における方法を用いて既知の眼鏡フレームの形状を決定する工程と、
・ 眼科用レンズが眼鏡フレームに嵌め込まれるように眼鏡用レンズの面取部の形状を決定する工程と、
・ 算出した面取部にしたがって眼科用レンズを切断する工程と、
を備える。]
[0020] さらなる形態において、
・眼鏡フレームがレンズ発注側で選択されかつ測定され、眼鏡レンズの溝部の内側輪郭が、算出工程が処理されるレンズ縁取者側において導入された演算デバイスに伝送されること、
・ 切断工程が、発注者側で先行されること、
が、単独または組み合わせて考慮される。]
[0021] また、本発明は、眼科用レンズの発注方法に関し、この発注方法は、
・眼鏡フレームを選択する工程と、
・ 本発明にしたがって眼科用レンズの切断を発注する工程と、
・ 切断された眼科用レンズを選択された眼鏡フレームに嵌め込む工程と、
を備える。]
[0022] 別の態様において、本発明は、コンピュータプログラム製品に関し、この製品は、1以上の保存された一連の指示であってプロセッサにアクセス可能でありかつプロセッサによって引き出されると本発明における少なくとも1つの方法の少なくとも1つの工程をプロセッサに実行させる一連の指示を備える。]
[0023] また、本発明は、コンピュータで読み込み可能な媒体に関し、この媒体は、本発明におけるコンピュータプログラムの1以上の一連の指示を有する。]
[0024] 別の方法で具体的に規定されない限り、眼鏡フレームの縁部の横断面は、眼鏡フレームの縁部の重心を含む所定面にしたがっていると理解される。]
[0025] 別の方法で具体的に規定されない限り、眼科用レンズの横断面は、眼科用レンズの重心を含む所定面にしたがっていると理解される。]
[0026] 別の方法で具体的に規定されない限り、用語「眼鏡技師」は、アイケア(eye care)の専門家と同様に理解される。]
[0027] 別の方法で具体的に規定されない限り、以下の議論で明らかになるように、当然ながら、明細書にわたって、「演算する」、「算出する」、「生成する」などのような用語を用いた議論は、演算システムのレジスタ及び/またはメモリにおける電子など物理的な量として示されるデータを演算システムのメモリ、レジスタまたは他のこのような情報保存部、伝送または表示デバイス内の物理量として同様に示される他のデータに操作するかつ/または変換するコンピュータもしくは演算システムまたは同様の電気的演算デバイスの動作及び/または処理に言及する。]
[0028] 本発明の形態は、本明細書における動作を実行するための器具を含む。この器具は、所望の目的のために特別に構成されている、または、器具は、汎用コンピュータもしくはコンピュータに保存されたコンピュータプログラムによって選択的に作動されるもしくは再設定されるデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を備える。このようなコンピュータプログラムは、これに限定されないが、フロッピーディスク(登録商標)、光学ディスク、CD−ROM、磁気光学ディスク、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的にプログラム可能な読出専用メモリ(EPROM)、電気的に消去及びプログラム可能な読出専用メモリ(EEPROM)、磁気もしくは電気カード、または電気的指示を保存するのに適した任意の他のタイプの媒体のような任意のタイプのディスクプログラムで読み込み可能な保存媒体で保存されており、コンピュータシステムのバスに結合されることが可能である。]
[0029] 本明細書で示される処理及び表示は、本質的に、特定のコンピュータまたは他の器具に関連していない。さまざまな汎用システムは、本明細における教示にしたがってプログラムと共に使用される、または、これは、所望の方法を実行するためにより具体的な器具を構成することに便利であることを示す。さまざまなこれらシステムについての所望の構造は、以下の説明から明らかになる。また、本発明の形態は、特定のプログラム言語に関しては説明されない。当然ながら、さまざまなプログラム言語は、本明細書で説明されるように、本発明の教示を実行するために使用されてもよい。]
[0030] ここで、本発明の非限定的な実施形態は、添付の図面を参照しながら説明される。]
図面の簡単な説明

[0031] フルリム(closed rim)の眼鏡フレームの前面を示す図である。
眼鏡フレームの縁部を示す横断面図である。
眼鏡フレームの縁部を示す横断面図である。
縁取り前及び後における眼科用レンズの外形を示す図である。
縁取り前及び後における多重焦点レンズの外形を示す図である。
フルフレーム(closed frame)の縁部に嵌め込まれる縁取られた眼科用レンズを示す横断面図である。
異なる測定デバイスを用いて測定された眼鏡フレームの縁部における測定された溝部を示す図である。
異なる測定デバイスを用いて測定された眼鏡フレームの縁部における測定された溝部を示す図である。]
実施例

[0032] 図における構成要素は、単純化及び明確化のために示されており、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。例えば、図におけるいくつかの構成要素の寸法は、他の構成要素に関して誇張されており、本発明の構成要素の理解を改善することを補助する。]
[0033] 本発明の枠組みにおいて、以下の用語は、以下に本明細書で示された意味、すなわち、
−付加レンズ(addition lens)の光学軸:レンズの前面に垂直かつレンズの光学中心を通過する方向、
−遠視力領域:遠視力点を囲むレンズの領域であって屈折力及びレンズの非点収差の局所的な光学特性が遠視力点における光学特性とほぼ同一である領域、
−近視力領域:近視力点を囲むレンズの領域であって屈折力及びレンズの非点収差の局所的な光学特性が近視力点における光学特性とほぼ同一である領域、
−多重焦点付加レンズ:近視力点におけるレンズの屈折力値と遠視力点における屈折力値との間の差、
− レンズの光学特性:レンズを通過する光ビームの修正に関する屈折力、非点収差、収差などのデータ、
− 処方:屈折力の、非点収差の、及び関連する場合において付加の、光学特性であって例えば個人の目の前に位置するレンズを用いて、個人の視力の不具合を矯正するために眼科医によって決定された光学特性のセット、
を意味する。
用語「非点収差」は、振幅値及び角度の値によって形成されたデータ対を意味して使用される。これは言語の誤用であるが、これは、同様に、非点収差のみの振幅を意味して使用される。状況は、当業者がいずれの用語の使用が対象とされているかを理解することを可能とする。一般的に言えば、多重焦点レンズの処方は、遠視力点における屈折力及び非点収差の値と、必要に応じて、付加値(addition value)と、を含み、
− レンズの表面特性:例えば普通の球面またはシリンダの値のような、レンズの一面に関する幾何学データ、
− Dで示される普通の球面:メートルで表現された表面の2つの曲率半径であってR1及びR2で示される曲率半径の逆数の和の半分(half-sum)の(N−1)倍であって後者の同一点において決定される値、すなわち、D=(N−1)×(1/R1+1/R2)/2であり、ここでNがレンズの屈折率、
− Cで示されるシリンダ:メートルで表現された表面の2つの曲率半径の逆数の差の半分(half-difference)の絶対値であって後者の同一点において決定される値、すなわち、C=(N−1)×|1/R1−1/R2|、
−「高さ」は、視界が水平である場合にレンズまたはレンズ領域の垂直線に対応する寸法を規定して使用される、
−「幅」は、視界が水平である場合にレンズまたはレンズ領域の水平線に対応する寸法を規定して使用される。]
[0034] 本発明の枠組みにおいて、光学面の用語「曲率」は、所定領域または上記表面の具体的な点における曲率である。表面が球面である場合、曲率は、一定であり、いずれの場所において決定されてもよい。表面が単焦点非球面である場合、その曲率は、通常、光学中心において測定または決定される。表面が多重焦点付加面である場合、その曲率は、通常、遠視力点において測定または決定される。ここで、上述した点は、本発明における曲率が測定または決定される好ましいが限定されない点である。]
[0035] 本発明の意味において、最終的な眼科用レンズは、例えば非着色もしくはフォトクロミックレンズまたはソーラーレンズなど、任意のタイプの公知のレンズであってもよい。]
[0036] 本発明の意味において、幾何学データは、少なくとも外形及び形状データを含む。]
[0037] 外形データは、限定されないが、
−眼鏡フレームの面の1つまたは溝部の底部における3D周囲、
− 溝部の底部と眼鏡フレームの面の1つとの間にある少なくとも一点における距離、
を含むリストから選択されてもよい。]
[0038] 形状データは、限定されないが、
−眼鏡フレームの前面の表面における接線、
− 眼鏡フレームの3Dデジタル表示、
− 眼鏡フレームの前面における、平均トーラス(torus)、球面、シリンダ、
− 2平面角、
− 眼鏡フレームの内側輪郭の3Dデジタル表示、
− 眼鏡フレームの傾斜角、
を含むリストから選択されてもよい。]
[0039] 本発明において、幾何学データは、技術的に公知の測定デバイスを用いて既知の眼鏡フレームを測定することによって得られる。有利には、幾何学データの精度は、改善される。実際には、眼鏡フレームが基準フレームに基づいて製造されていても、わずかな幾何学的な差は、既知のフレームと基準フレームとの間に存在する。]
[0040] また、幾何学データは、眼鏡フレームデータベースから得られる。有利には、このような方法は、時間の消費を少なくする。]
[0041] また、幾何学データは、測定とデータベースの使用との組み合わせによって得られてもよい。]
[0042] 本発明の異なる実施形態において、幾何学データは、限定されないが、
− 実際の外形パラメータ及び基準形状、
−眼鏡フレームの3次元データ、
− 眼鏡フレームの2次元データ及び眼鏡フレームの湾曲データ、
− 眼鏡フレームの縁部の内側輪郭データ、
− 眼鏡フレームの前面の幾何学データ、
を含むリストから選択されてもよい。]
[0043] 本発明において、着用者データは、少なくとも着用者の処方データを含み、また、限定されないが、
−単眼PD、
−嵌め込み点の高さ、
− 装着時前傾角(pantoscopic angle)、
− 例えば「1:1」、「1:2」「前方湾曲形跡(Front curve tracing)」など審美的基準の選択、
を含むリストから選択されてもよい。]
[0044] 「前方湾曲形跡」は、レンズの前面を眼鏡フレームの前面に隣接させるように面取部が形成される基準である。]
[0045] 「1:1」は、面取部が眼科用レンズの前面及び後面の等距離において眼科用レンズの外縁部に形成される基準である。]
[0046] 「1:2」は、面取部とレンズの後面との間の距離の1/2と等しい面取部とレンズの前面との間の距離を有するように面取部が眼科用レンズの外縁部に形成される基準である。]
[0047] 本発明において、処方データは、視力矯正を少ししか含まないまたは全く含まない。例えば、眼科用レンズがソーラーレンズである場合、処方は、視力矯正を含まない。]
[0048] 図1は、眼鏡フレーム10と眼鏡フレーム10の着用者の右側及び左側の瞳孔であってそれぞれが符号D及びGで示されている瞳孔の位置との描写を示している。] 図1
[0049] 図は、フレーム10について、太線14でレンズの外形を、細線で眼鏡フレーム10の内側境界16及び外側境界18を、示している。]
[0050] プラスチックまたは別の材料で形成された構成要素であってその外形が眼鏡フレームの溝部の底部と対応する構成要素は、眼鏡フレームのテンプレートと称される。したがって、テンプレートは、眼鏡フレームに嵌め込むためにレンズが一度切断しなければならない外側形状である。]
[0051] 文字Bは、ボクシングシステム(Boxing system)を用いて、すなわちレンズフレームを測定するシステムのISO8624基準にしたがって決定されたテンプレートの全高さを示している。この高さは、レンズが一度切断されるとレンズが嵌まり込む矩形の高さに対応している。]
[0052] フレームの右側のテンプレートと左側のテンプレートとを接続する構成要素は、眼鏡フレームのブリッジと称され、図1において文字Pが付されている。] 図1
[0053] 右側の瞳孔間半距離PDと左側の瞳孔間半距離PGとは、着用者の2つの瞳孔間の距離のほぼ半分となる。多重焦点レンズを嵌め込むことについて、眼鏡技師は、瞳孔間半距離PD及びPG双方を測定する。]
[0054] 左側の半距離は、フレームの対称垂直軸と左側の瞳孔との間の距離であり、右側の半距離は、フレームの対称垂直軸と右側の瞳孔との間の距離である。]
[0055] 右側ボクシング高さHDは、右側の瞳孔と右側の半割フレームの最下点との間の距離となり、左側ボクシング高さHGは、左側の瞳孔と右側の半割フレームの最下点との間の距離となる。]
[0056] 多重焦点レンズを嵌め込むことについて、眼鏡技師は、図1においてHDd及びHGdが付された基準高さを測定する。これら右側及び左側の基準高さそれぞれは、右側または左側の瞳孔と、右側または左側における瞳孔を通過する垂直線とフレームの下側部分におけるフレームとの交点と、の間の距離である。] 図1
[0057] 瞳孔間距離とフレームに対する瞳孔の高さとの測定は、着用者の既知の位置について、すなわち着用者の頭部がまっすぐである状態で無限距離を見ている着用者について、実行される。]
[0058] 既知のフレームの特徴は、技術的に公知のデバイスを用いて、フレームについて測定される。例えば、特許文献1は、3次元でフレームの溝部の底部の形状を測定することが可能なデバイスについて説明している。これにより、決定された形状により、高さBを算出することが可能となる。]
[0059] また、フレームの特徴は、着用者によって選択されたモデルに従って製造者によって直接付与される。]
[0060] このため、定義されたデータを用いて、各レンズは、着用者の頭部がまっすぐである状態で着用者が無限距離を見ている場合に、多重焦点レンズの合わせ十字(fitting cross)CMが対応する目の瞳孔を向く面に位置するように切断される。]
[0061] その結果、着用者の頭部がまっすぐである状態でフレームの着用者が無限距離を見ている場合に、着用者の視界は、合わせ十字においてレンズを通過する。もちろん、合わせ十字がレンズにマークされていない場合、中間と合わせ十字との間の距離によって補正した後に、レンズを位置決めするための微小マークの中間を使用することは可能である。]
[0062] 別の方法で具体的に規定されない限り、本発明における方法は、例えば金属フレーム、プラスチックフレーム、複合フレーム、半縁(semi-rimless)フレーム、ナイロールフレーム(Nylor frame)、縁なしなど、任意のタイプの眼鏡フレームに適用されてもよい。]
[0063] 図2a及び図2bは、眼鏡フレームの2つの異なる縁部の断面を示す。] 図2a 図2b
[0064] 図2aにおける縁部20は、通常金属またはプラスチックの眼鏡フルフレーム(closed spectacle frame)に対応するV字状溝部22を有している。このような閉じた眼鏡フレームに嵌め込まれるレンズは、対応するΛ字状(逆V字状)の面取部を有するように面取りされている。] 図2a
[0065] 図2bにおける縁部20は、通常対応する半縁眼鏡フレームに対応するU字状溝部24を有している。このような半縁なし眼鏡フレームに嵌め込まれるレンズは、対応するU字状の面取部を有するように面取りされており、そして保持コードを用いて眼鏡フレームに嵌め込まれる。] 図2b
[0066] 図3は、眼科用レンズの外形の描写を示している。図において、細線は、縁取り前のレンズの外形に対応しており、標準的な態様において、レンズは、円形を有している。
太線は、フレームのテンプレートの外形に対応しており、レンズを縁取った後のレンズの外形である。面取り工程に続くまたは組み合わされるこのレンズの縁取りは、その後のレンズの眼鏡フレームへの嵌め込みを可能とする。] 図3
[0067] 図3は、フレームのテンプレートの全幅Aとこの点プレートの全高さBとを、すなわち切断されたレンズが嵌め込まれる矩形の幅及び高さを、示している。上述のように、レンズのフレームにおける位置決めは、例えばレンズの注目すべき点などの位置決めデータを用いながら、レンズのフレームにおける所望の位置を決定する工程からなる。] 図3
[0068] また、例えば、レンズの合わせ十字、レンズの表面にマークされた微小マークの中間、または単焦点レンズの場合において光学中心は、使用される。図3において、合わせ十字または光学中心は、符号CMが付された十字によってマークされている。] 図3
[0069] また、回転対称を有さないレンズについて、フレームにおけるレンズの角度位置決めを実行する必要がある。]
[0070] 図4は、付加レンズがフレームの寸法まで外形Cの周囲に縁取れる前における、付加レンズを概略的に示している。図において、それぞれ符号N及びTで示されたレンズの鼻側及び側頭側と、経度線LMと、それぞれVL及びVPで示された遠視及び近視点と、差込Inと、符号0で示されるレンズのプリズム基準点(PRP)とは、示されている。] 図4
[0071] 図5は、縁取られかつ面取りされた眼科用レンズ100の断面を示している。このような眼科用レンズは、前面102、後面104及び外側周辺106を呈する。] 図5
[0072] 後面104は、眼科用レンズがフレームに嵌め込まれると着用者の目に近接する面である。通常、後面104は、凹状であり、前面102は、凸状である。]
[0073] 外側周辺106は、縁取り及び面取り工程中に先行される。図5に示されるように、外側周辺は、嵌め込み手段、この場合において面取部108を呈する。上述したように、面取部の幾何形状、特に面取部の位置及び形状は、眼科用レンズが嵌め込まれる眼鏡フレームに基づく。] 図5
[0074] 状況に応じて、レンズの外側周辺は、前面逆面取部110と後面逆面取部112とを呈する。]
[0075] 本発明における方法の実施形態をこれから説明する。]
[0076] 本発明の実施形態において、着用者は、眼鏡技師側において眼鏡フレームを選択する。]
[0077] 眼鏡技師は、例えば特許文献2に記載されているような測定デバイスを用いて、選択された眼鏡フレームを測定する。]
[0078] 測定データは、少なくとも眼鏡フレームの各縁部における溝部の内側輪郭を含む。]
[0079] 慣性行列は、本発明における軸の変更について、例えば曲面の重心すなわち重力中心に関してなど、任意の点に関して算出される。]
[0080] 本発明の実施形態において、曲面の重心(baric centre)は、算出される。]
[0081] 点の座標であるx(i)、y(i)、z(i)を用いて、点は、例えば測定デバイスなどの測定デバイスに測定の中心または原点を参照して戻る。]
[0082] 重心座標の物理式は、



である。]
[0083] ここで、l(i)は、屈折率セグメントiの長さであり、xc(i)、yc(i)、zc(i)は、セグメントiの中間の座標である。]
[0084] 分母



が曲面の周囲を示すことに留意すべきである。]
[0085] xc(i)、yc(i)、zc(i)の式は、
xc(i)=(x(i)+x(i+1))/2、
yc(i)=(y(i)+y(i+1))/2、
zc(i)=(z(i)+z(i+1))/2、
である。]
[0086] また、屈折率セグメントiの長さは、



である。]
[0087] 重心に変換されて読み込まれる点の座標は、
u(i)=x(i)−xgc、
v(i)=y(i)−ygc、
w(i)=z(i)−zgc、
である。]
[0088] 軸G、u、v、wにおけるn個のセグメントからなる曲面について、我々は、
軸uに関する慣性モーメント、すなわち、



と、
軸vに関する慣性モーメント、すなわち、



と、
軸wに関する慣性モーメント、すなわち、



と、
を規定する。]
[0089] これら式L(i)では、屈折率セグメントIが示されており、du(i)、dv(i)、dw(i)それぞれは、屈折率セグメントの中心C(i)から軸の原点がGにある軸u、v、wまでの距離を示している。]
[0090] 軸uに関する慣性相乗モーメントは、



であり、
軸vに関する慣性相乗モーメントは、



であり、
軸wに関する慣性相乗モーメントは、



である。]
[0091] u(i)、v(i)、w(i)は、慣性主軸(G、u、v、w)における屈折率セグメントiの中心座標である。]
[0092] そして、慣性主軸(G、u、v、w)で表現された空間的な曲面の慣性行列は、



であり、これは対称行列であり、単純に、



と記載される。]
[0093] ただ主慣性行列(principal matrix of inertia)と称されかつ対角化によって行列MIを用いて直接算出可能であると考えられている外形の幾何形状に起因して、単独の対称行列がある。]
[0094] したがって、主行列は、



の形態を有する。]
[0095] 単独軸系があり、この軸系について、この行列は、対角的である。このような軸系は、慣性主軸を備える。考慮された測定デバイスの軸とフレームの主軸との間には、単一の関連する通過行列(matrix of passage)がある。]
[0096] このため、読み込まれる眼鏡フレームのために、1つが右目用かつ1つが左目用である2つの慣性主軸と2つの通過行列とがある。]
[0097] すなわち、2つの異なる測定デバイスでフレームを読み込んだ場合、2つの異なる通過行列が得られるが、デバイスAに関連する通過行列がデバイスAに由来する座標点に適用される場合、同一の点は、デバイスBに関連する通過行列がデバイスBに由来する座標点に適用される場合のように得られる。これら座標は、独自の慣性主軸で表現される。]
[0098] 本発明の一実施形態において、通過行列は、以降、測定デバイス軸に向かう主軸の通過行列[cdbm]である。]
[0099] すなわち、測定デバイス軸(G、u、v、w)における点



について、慣性主軸におけるその座標は、



となり、inv[cdbm]は、[cdbm]の逆行列を示す。]
[0100] 慣性主軸から測定デバイスのマーカに戻したい場合、以下の積、



がなされる。]
[0101] 本発明の一実施形態は、補正工程を備える。この変換の後、例えば右目の記録を検討する場合、慣性主軸がx軸と平行でないことが分かる。]
[0102] これは、着用者の視界の水平さが失われていることを意味する。]
[0103] 主軸のz軸回りの単純な回転により、その水平さは発見される。この回転は、通過行列[cdbm]から直接引き出すことが可能である。]
[0104] 実際には、もとの測定デバイスの軸における慣性主軸のx軸の式は、着用者の視界の水平さをもたらし、



である。]
[0105] そして、z回りの回転角Θは、



である。]
[0106] そして、z回りの回転行列は、



と記載される。]
[0107] 数値計算において、アークタンジェントの利用は、主としてノイズのある系のためかつπ/2近傍で推奨されない。そのため、用語cdbm(i、j)の関数としてコサイン及びサインで表現することが好ましい。このため、z回りの回転行列は、



と記載される。]
[0108] そして、主軸で表現された座標



は、補正軸において、



となる。]
[0109] そして、全体の変換行列は、[matglob]=[Matrotz]×(inv[cdbm])である。]
[0110] このため、補正軸における座標は、重心に関して再度算出された測定デバイス軸を用いて、



と記載される。]
[0111] 補正軸の原点は、常に外形の重心である。]
[0112] 有利には、図7に示されるように、異なる測定デバイスを用いて測定された既知の眼鏡フレームの縁部の形状であって縁部の慣性主軸で表現された形状は、互いに対応している。したがって、眼鏡フレームの縁部の測定形状は、どんな測定デバイスが縁部を測定するために使用されていても、信頼できる。] 図7
[0113] 本発明は、全体的な発明の概念を限定することなく実施形態を用いて上述され、特に最良な基準は、上述した実施例に限定されない。]
[0114] 10眼鏡フレーム,フレーム、20 縁部、100眼科用レンズ、106外側周辺、108 面取部、110 前面逆面取部、112 後面逆面取部]
权利要求:

請求項1
眼鏡フレームの形状データを修正する方法であって、・眼鏡フレーム形状測定器具を用いて眼鏡フレームの縁部の形状を測定することによって眼鏡フレームデータを生成する工程と、・前記縁部の眼鏡フレームデータを用いて、前記眼鏡フレームの前記縁部の測定形状における慣性主軸を決定する工程と、・前記眼鏡フレームの前記縁部の測定形状における前記慣性主軸で表現された新たな眼鏡フレーム縁部データを算出する工程と、を備えることを特徴とする方法。
請求項2
前記慣性主軸を算出する工程の後、当該方法は、角度ΘのZ軸回りで前記慣性主軸のX軸及びY軸を回転させる工程であって、Zが前記眼鏡フレームの前記測定形状の平均面に垂直な軸であり、かつであり、ここで、Xxは、前記眼鏡フレーム形状測定器具の軸のx軸における前記慣性主軸の軸Xの投影であり、Xyは、前記眼鏡フレーム形状測定器具の軸のy軸における前記慣性主軸の軸Xの投影である、工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項3
前記眼鏡フレームデータを生成する工程と前記慣性主軸を算出する工程との間に、当該方法は、発注端末を用いて、前記眼鏡フレームデータを眼鏡レンズ製造者側に送信する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
請求項4
眼鏡レンズデータを生成する工程と前記慣性主軸を算出する工程との間に、発注端末を用いて、前記眼鏡フレーム形状測定器具の識別データを眼鏡レンズ製造者側に送信する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
請求項5
前記眼鏡フレームデータは、3次元データ、または、レンズフレームの3次元形状を所定面に投影することによって得られた2次元座標及び3次元フレーム形状に近似する曲面を規定するパラメータ値、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
請求項6
前記測定形状を前記測定形状の慣性主軸で表現する工程は、前記測定形状を補正した慣性軸で表現する工程に置換されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
請求項7
眼科用レンズを製造する方法であって、・眼科用レンズを受け取る工程と、・請求項1から6のいずれか1項に記載の方法を用いて、既知の眼鏡フレームの形状を決定する工程と、・前記眼科用レンズが前記眼鏡フレームに嵌め込まれるように前記眼科用レンズの面取部の形状を決定する工程と、・算出した面取部にしたがって前記眼科用レンズを切断する工程と、を備えることを特徴とする方法。
請求項8
前記眼鏡フレームは、レンズ発注側で選択されかつ測定され、前記眼科用レンズの溝部の内側輪郭は、前記算出工程が処理されるレンズ縁取者側において導入された演算デバイスに伝送されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
請求項9
前記切断工程は、発注者側で先行されることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
請求項10
眼科用レンズの発注方法であって、・眼鏡フレームを選択する工程と、・請求項7から9のいずれか1項に記載の方法にしたがって眼科用レンズの切断を発注する工程と、・切断された眼科用レンズを選択された眼鏡フレームに嵌め込む工程と、を備えることを特徴とする発注方法。
請求項11
1以上の保存された一連の指示であってプロセッサにアクセス可能でありかつ前記プロセッサによって引き出されると請求項1から10のいずれか1項に記載の少なくとも1つの工程を前記プロセッサに実行させる一連の指示を備えることを特徴とするコンピュータプログラム製品。
請求項12
請求項11に記載のコンピュータプログラム製品の1以上の前記一連の指示を有することを特徴とするコンピュータで読み込み可能な媒体。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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